Python のインストールと仮想環境作成

このページでは、Python のインストールと仮想環境の作成方法について解説をしています。
追加で仮想環境へ JupyterLab のインストールも行っています。
※検証環境は、Windows 10 Pro 64bit 版で行いました。
解説内容
1. Python のダウンロード
2. Python のインストール
3. 仮想環境作成
4. 仮想環境を起動
5. JupyterLab のインストールと起動
1. Python のダウンロード
下記の公式サイト[ Python.org ]にアクセスし、Downloads タブからインストーラをダウンロードし、任意の場所へ保存します。
[ Python.org ] https://www.python.org/
今回は「python-3.11.4-amd64.exe」をダウンロードしました。
2. Python のインストール
ダウンロードしたインストーラを実行します。
[ Add python.exe to PATH ]をチェックして python.exe のパスを環境変数に登録するようにし、「Install Now」をクリックしてインストールを開始します。
インストール完了後、「Close」で終了します。
以上で Python のインストールは完了です。
3. 仮想環境作成
次に仮想環境作成を作成します。
今回は、下記の仮想環境を作成します。
作成フォルダ:E:\PythonPrograms
仮想環境名:TestTools
コマンドプロンプト起動して上記のフォルダへ移動します。
① 以下のコマンドを実行して、仮想環境を作成します。
コマンド:python -m venv TestTools
② コマンド実行すると、仮想環境名のフォルダ「TestTools」が作成されます。
③ 「TestTools」内に、「Include、Lib、…」が作成されていることを確認します。
4. 仮想環境を起動
次に仮想環境作成を起動します。
以下のバッチファイルを実行して、仮想環境を起動します。
バッチファイル:E:\PythonPrograms\TestTools\Scripts\activate.bat
仮想環境が起動すると、下記のような「 (TestTools) E:PythonPromgams>」の表示に切り替わります。
最後に、下記のコマンド(python のバージョン確認)を実行して、仮想環境が正常に作成されたことを確認します。
コマンド:python -V
これで、Python のインストールと仮想環境の作成は完了です。
5. JupyterLab のインストールと起動
追加で JupyterLab のインストールも行います。
仮想環境で以下のコマンドを実行して、JupyterLab をインストールします。
コマンド:pip install jupyterlab
インストール後、以下のコマンド1 または 2 を実行して、JupyterLab を起動します。
コマンド1:jupyter lab # デフォルトのポート番号 8888番で事項する場合
コマンド2:jupyter lab –port=8080 # ポート番号を8080番で実行する場合
JupyterLab を実行し、Webブラウザーで以下のページが表示されることを確認し、「Notebook」欄の「Python 3(ipvkernel)」をクリックします。
以下のようなページが表示されれば、「Jupyter Notebook」の起動は完了です。
以上で、Jupyter Notebook のインストールと起動確認は完了です。