ドローンの映像をRaspberry PiのRTMPサーバーに送りPCで物体検出

ドローンのライブ映像を PC の YOLOv8 で物体検出できそうだったので、試してみました。
今回は、動作確認のみとなります。
検証機器
DJI Mini 2(ドローン … ライブ映像を RTMP で配信)
Raspberry Pi 4 Model B(RTMP サーバー … NGINX)
PC Windows 10 Pro (物体検出+表示 … Python YOLOv8+OpenCV)
処理概要
今回使用したドローン(DJI Mini 2)はライブ映像を RTMP ストリーミングで配信できるため、ラズパイを RTMP サーバーとして稼働させてドローンのライブ映像を受信し、更にラズパイからPCへ映像を再配信して PC 上の Python(YOLOv8)で物体検出をするようにしました。
以下は、ドローンのライブ映像(ドローンを手で持って撮影)を、PCで物体検出した結果になります。見た目はWEBカメラ等の映像と変わらないのですが、ドローンの映像をラズパイ経由で表示した結果になります。
GIF動画(約18MB)
実際には屋外で使用することになるため、ノートPC等を利用することになるかと思います。
とりあえず、ここまでできれば何か作れそうなので、そのあたりは今後考えます。
今回、RTMP サーバーの構築方法は以下のページを参考にさせていただきました。
Wi-Fi のアクセスポイントはうまく設定できなかったので、今回は保留としました。
1年位前に他の検証を行ったラズパイを使用したので、元の設定がおかしかったのかもしれません。
[Qiita]DJIスマート送信機無しにPCへドローン映像流せるやつを作った
https://qiita.com/pokurin123/items/54a9195ed80fb0059746