CANNONDALE CAAD12 のチェーン交換

先日、ESCAPE R3(クロスバイク)のメンテナンスを行いましたが、CADD12(ロードバイク) の方もしばらく放置していたところ、こちらはチェーンが完全に固着してしまっていました。
最初はペダルが回らず、チェーンも全く曲がらない状態でしたが、チェーンクリーナーで洗浄したりして、一応、変速できるようになったのですが、コマが固い部分が残っており、スムーズに変速できないため、チェーンを交換することにしました。

画像だと分かりづらいのですが、かなり汚れています。

CADD12 交換前のチェーン
CADD12 交換前のチェーン

今回、チェーンを交換するついでに、KMC のミッシングリンクも付けることにしました。
チェーン交換は、以前、ESCAPE R3 のものを換えたことがあるのですが、ミッシングリンクは初めてとなります。
同様のものに SHIMANO のクイックリンクがあるようなのですが、着脱が 1 回のみでさらに固いようだったので、KMC のミッシングリンク(再使用可)にしました。

以下、チェーンとミッシングリンクを交換するプライヤーになります。

チェーンとマスターリンクツール
チェーンとマスターリンクツール

チェーンは、SHIMANO の 105 用のチェーンピン版のものにしました。
BIKE HAND のプライヤーは必要なのか分からなかったので買ってみたのですが、結果的に、ミッシングリンクを取り付ける場合は不要でした。
今後、ミッシングリンクを外すときは必要になるかと思います。

SHIMANO チェーン CN-HG601 チェーンピン仕様 11S 116L 105 – Amazon
BIKE HAND ミッシングリンク用 マスターリンクツール – Amazon

以下、KMC のミッシングリンクになります。2 個セットで入っていますが、使うのは1セットになります。

KMC MISSINGLINK
KMC MISSINGLINK

KMC ミッシングリンク 11段 CL555R 再使用可能 (Gold) – Amazon

チェーンカッターは、家にあったものを使います。

PWT チェーンカッター
PWT チェーンカッター

PWT チェーンカッター BT-15R


一旦、ミッシングリンクの交換方法を確認しました。
チェーンの両端は、インナー側のプレートを残す必要があるようです。

ミッシングリンクの取り付け確認
ミッシングリンクの取り付け確認

なんとなくミッシングリンクの付け方が分かりましたので、チェーン交換を行います。
最初の画像に戻るのですが、チェーンをカットする位置を決めます。
今回はチェーンを交換してしまうので、適当な位置でカットします。

CADD12 交換前のチェーン
CADD12 交換前のチェーン

チェーンカッターをでチェーンを切ります。

チェーンカット前の状態
チェーンカット前の状態

チェーンカット後の状態です。この後チェーンを外しました。

チェーンカット後
チェーンカット後

左が古いチェーンで右が新しいチェーンです。
古いチェーンは錆びてはいないのですが、かなり汚れてしまっていました。

新旧チェーンの比較
新旧チェーンの比較

次に、古いチェーンに長さを合わせて、新しいチェーンを切ります。
白飛びしてしまっていますが、上が古いチェーンでしたが新しいチェーンです。

古いチェーンに長さを合わせて新しいチェーンをカット
古いチェーンに長さを合わせて新しいチェーンをカット

先頭はインナープレート側になります。
ミッシングリンクを付けるため、末尾は 1 つ手前の位置でカットし、インナープレートが残るようにします。
位置を決めたら、チェーンカッターで新しいチェーンをカットします。

新しいチェーンをカット
新しいチェーンをカット

新しいチェーンを 9 リンクカットしました。
元々は 116 リンクだったので 107 リンクになり、ミッシングリンクを付けるので合計計108 リンクになります。

新しいチェーンをカット
新しいチェーンをカット

以下は、新しいチェーンを取り付けた状態です。
チェーンは取り付け方向があるようなので、プレートのメーカー名等の刻印が手前側に来るように取り付けます。

チェーン取り付け後
チェーン取り付け後

次にミッシングリンクのプレートをチェーンに取り付けます。

ミッシングリンクの取り付け1
ミッシングリンクの取り付け1

さらにミッシングリンクの両端を仮止めします。

ミッシングリンクの取り付け2
ミッシングリンクの取り付け2

チェーンのフックを外します。

ミッシングリンクの取り付け3
ミッシングリンクの取り付け3

この状態で左右に軽くチェーンを引っ張たところ、ミッシングリンクのプレートがはまりました。
今回は BIKE HAND のプライヤーは必要なかったのですが、今後、チェーンの清掃等でミッシングリンクを外すときには使う予定です。

ミッシングリンクの取り付け4
ミッシングリンクの取り付け4

最後にミッシングリンク取り付け後のフロントギアの画像になります。
色は Gold にしたのですが、目立つので他の色でも良かったように思います。
(スマホのレンズにオイルが付いていたようで、ぼやけてしまいました)

ミッシングリンクの取り付け完了
ミッシングリンクの取り付け完了

チェーン交換後、シフターで変速してみたところスムーズにできるようになったため、特に調整をせずにすみました。

以上で CAAD12 のチェーン交換作業は終了です。


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