Hyper-V の有効化 -Windows 11 Pro編-

先日、SSD を交換した際に OS をクリーンインストールした関係で、ソフト関連がなくなってしまったので、徐々に元の環境に戻しているのですが、折角なので、手順をメモとして残しておきます。

■ 設定手順

今回は、以下の手順で Windows 11 Pro の PC の Hyper-V を有効化するところまで行います。

  1. BIOS 設定で仮想化支援技術「Intel VT-x/AMD-V」を有効化
  2. 「Windows の機能」の「Hyper-V」を有効化

続きの作業の「仮想マシンの作成とOS のインストール」は、以下の記事にまとめています。
Hyper-V の仮想マシンの作成と OS のインストール(別ページ)

[使用 PC]

古い自作 PC になりますが、以下の PC で設定を行います。

 OS:Windows 11 Pro
 MB:ASUS ROG STRIX B365-F GAMING
    UEFI BIOS(AMI)
 CPU: Intel Core i7-8700 3.2GHz 6コア 12スレッド
 MEM:32GB
 SSD:512GB(仮想マシン環境用)



1. BIOS 設定で仮想化支援技術「Intel VT-x/AMD-V」を有効化

Hyper-V を使用するには、マザーボードの BIOS で仮想化技術を有効にする必要があります。
Intel の CPU と AMD の CPU で名称が異なるようでしたので、このページでは以下のように記載します。
 ・Intel VT-x(Intel Virtualization Technology)
 ・AMD-V(SVM Mode)

また BIOS によって実際の名称が異なるかと思いますので、詳細は各 BIOS の仕様を確認してください。


■ BIOS で Intel VT-x(Intel Virtualization Technology)の有効化

今回の PC は Intel CPU のため、Intel VT-x を有効化する内容になります。
また説明は、UEFI BIOS(AMI)での設定例になります。

まず、以下の順に操作を行って BIOS の画面を表示します。

  • PC が起動している場合はシャットダウンする
  • PC の電源を ON にし、以下のメッセージが表示されている間に「Delete」キーまたは「F2」キーを連打する
UEFI BIOS 表示
UEFI BIOS 表示

BIOS が起動すると以下のような画面が表示されます。
上側の黄枠の部分が「EZ Mode」になっている場合は、下のメニューの「Advanced Mode」をクリックして、モードを切り替えます。

USFI BIOS 画面
USFI BIOS 画面

「Advanced Mode」に切り替え後、「詳細」タブを表示して一覧の「CPU設定」をクリックします。

UEFI BIOS 画面
UEFI BIOS 画面

一覧の「Intel Virtualization Technology」を「有効」に変更し、「終了」タブをクリックします。

UEFI BIOS 画面
UEFI BIOS 画面

「終了」タブの一覧で「変更を保存しリセット」をクリックするとメッセージが表示されるため、内容を確認します。
「OK」をクリックすると、「Intel VT-x(Intel Virtualization Technology)」が有効になり、PC が再起動されます。

UEFI BIOS 画面
UEFI BIOS 画面

再起動後、Windows へサインインします。


2. 「Windows の機能」の「Hyper-V」を有効化

引き続き、Hyper-V の機能を有効化する設定を行います。
コントロールパネルを開き、「プログラム」を表示します。

コントロールパネル - プログラム
コントロールパネル –

さらに「Windows の機能の有効化または無効化」をクリックします。

コントロールパネル - Windows の機能の有効化または無効化
コントロールパネル – Windows の機能の有効化または無効化

「Windows の機能」画面が表示されるため、ツリーの「Hyper-V」の項目をチェックし、「OK」をクリックします。

Windows の機能 - 「Hyper-V」を有効化
Windows の機能 – 「Hyper-V」を有効化

変更の完了後、「今すぐ再起動」をクリックして、PC を再起動します。
再起動後、Hyper-V が有効になります。

Windows の機能 - 変更完了
Windows の機能 – 変更完了

再起動後、Windows へサインインし、スタートメニューから「Hyper-V マネージャー」を起動します。

スタートメニューから「Hyper-V」を起動
スタートメニューから「Hyper-V」を起動

「Hyper-V マネージャー」画面表示され、左側のツリーの赤枠部分に PC 名が表示されていれば、Hyper-V が有効になっています。
PC 名が表示されていない場合は、Hyper-V が有効になっていないため、1. の「Intel VT-x/AMD-V」の設定を再確認してください。

Hyper-V
Hyper-V

以上で「Hyper-V」の有効化の作業は終了です。

■ Hyper-V の仮想ハードディスクと仮想マシンのフォルダ

この設定は任意なのですが、「仮想ハードディスクと仮想マシン関連のファイル」が保存されるフォルダを変更します。
初期設定では、Cドライブ(C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Hyper-V)にフォルダが作成されますが、私の PC では容量が不足するため、Kドライブ(SSD)に変更します。

設定を変更するには、仮想マシンのポップアップメニューで「Hyper-V の設定」をクリックします。

Hyper-V の設定
Hyper-V の設定

「Hyper-V の設定」画面が表示されるので、「仮想ハードディスク」のパスを任意のパスに変更します。
このフォルダに、仮想マシン(ゲスト OS)が使用する仮想ハードディスクのファイルが保存されますので、最低限OSがインストールできる容量が必要になります。
私の場合は、Kドライブ(SSD)に変更しました。

Hyper-V の設定 - 仮想ハードディスク
Hyper-V の設定 – 仮想ハードディスク

次に「仮想マシン」のパスを任意のパスに変更します。
こちらは、仮想マシン(ゲスト OS)の構成ファイルの保存先になります。
仮想マシンの起動時にメモリー容量分のファイルが作成されるため、こちらもある程度、空き容量が必要になります。
私の場合は、Kドライブ(SSD)に変更しました。

パスを変更後、「OK」をクリックして画面を閉じます。

Hyper-V の設定 - 仮想マシン
Hyper-V の設定 – 仮想マシン

以上で「Hyper-V の設定」は終了です。

続きの作業の「Hyper-V の仮想マシンの作成と OS のインストール」については、以下のページにまとめていますので、参照ください。

Hyper-V の仮想マシンの作成と OS のインストール

— つづく —


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[2025/06/29]新規投稿